2人用でプレーする256W
256Wは、2人用でもプレーすることができます。2人用でしか発生しない現象もあります。
やり方
256Wをプレーする方法で、スタートのとき「2 PLAYER GAME」を選ぶだけです。マリオ、ルイージとも同じワールドをプレーすることができます。逆にいうと、マリオとルイージ、それぞれ違うワールドを選ぶことはできません。これはコンティニューの仕様なので・・・。
2人用でのみ発生する現象
タイムの引き継ぎ
タイムが初期化されない面をプレーする場合、前のプレイヤーのタイムが引き継がれます。そのため、例えば以下のような現象が起こります、
- ワールド254-1(豆の木ワープゾーンの面)で、マリオがタイム250残してやられると、ルイージはタイム249から始まる(マリオの残りタイムより1だけ減る)
- ワールド162-2に行くと即タイムアップになってしまうが、次にルイージが162-1でタイムを残してやられると、マリオはそのタイムを引き継いで162-2をプレーできる。
- マリオがタイムアップでやられると、ルイージは即タイムアップになってしまう。(引き継いだタイムが0のため) A-1などはこれのせいでルイージでまともにプレーできない(タイムアップ以外に交代する手段がないため)。
土管・豆の木の行き先が変わる
256Wでは通常、土管に入ったり豆の木を登ったりすると、スタート地点に戻されます。しかし、2人用でプレーして、片方が通常面にもう片方が256Wに行った場合、256W側のプレイヤーの土管・豆の木の行き先が変わる場合があります。通常面から片方が-1面に行くか、ワープゾーンに行ける&土管か豆の木があるワールドG,48,150などで実施可能です。
例1
- 通常のプレーを始める(ワールド1から)
- マリオは-1面にワープし、適当にやられる。
- ルイージはワールド5へ行き、地下金庫への土管(空中にある土管)のあたりでやられる。
- マリオが-1面最後の土管に入ると、コース途中の穴の開いた所に出る。しかしマリオは出てこられずにやられてしまう。
例2
- ワールド48を始める。
- マリオは48-1の最初でやられる。
- ルイージは48-2のワープゾーンからワールド5へワープし、ワールド8-4の水中面まで行って出口の土管手前でやられる。
- マリオが48-1の土管に入ると、ゴール前にワープする。
例3
- ワールド150を始める。
- マリオは150-1の最初でやられる。
- ルイージはワープゾーンからワールド5へ行き、例1と同じ所でやられる。
- マリオが150-1の豆の木を登ると、コース中盤の土管の並んでいる所に出る。地面・土管を突き抜けて生えてくる豆の木を登ってくるが、左に押されて足踏みを始めてしまい、操作不能になる。
この現象は、ファミマガに載っていたウル技を応用したものです。関連するウル技は次の2つです。
- 1986年 No.8 「カセット版の-1面でも新たな発見があったぞ!」
- 1986年 No.13 「マリオは-1面へルイージは8-4面へ、すると…」
いずれもカセット版限定のウル技となっていますが、これはディスク版のマイナス面に入れる土管や登れる豆の木が無いためで、ディスク版でも256Wなら土管・豆の木の行き先が変わる現象は起こる(はず)。
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