通常ワールド・256Wとアナザールーム

※このページには、256Wの範囲外の話題が含まれます。

スーパーマリオブラザーズの面は、行き方によって、3種類に分けることができます。

通常ワールド・256Wとアナザールーム

通常ワールド

まずは、普通にゲームをプレーして行くことのできる、通常ワールド(ワールド1~8)です。当然、出てくるのは通常面のみです。

256W

次に、このサイトでメインで扱っている256W(ワールド9~256)です。通常の方法では行くことができず、256Wの出し方で説明しているように特殊な方法を使います。これは裏技(バグ技)ではなく、Wikipediaでは「ショック技」として扱われている方法です。ですから、256Wは厳密には「バグ面」ではない、ということになります。

例外的に、マイナス面だけは、通常ワールドから裏技(バグ技)を使っても行くことができます。これはれっきとした「バグ面」と言えます。

この256Wには、大きく分けて次の4種類のルームが存在します。

通常面
普通の面。ただし、土管に入るとスタート地点に戻されるなど、通常ワールドとは違う点もある。
スキン変化面
普通の面と地形は同じで見た目が変わっている面。水中面に変化した場合は泳げるようになるなど、性質も変化する。
特別面
通常ワールドには出てこない地形の面。
暴走面
ステージ開始直後にブラックアウトしたり強制リセットがかかったりして、全く画面が出ないもの。

アナザールーム

最後は「アナザールーム」です。これはこのサイト独自の用語で、通常ワールドにも256Wに登場しないルームの総称です。実はディスク版の-1面と-3面は、カセット版ではアナザールームです。

256Wと同様、スキン変化面・特別面・暴走面が存在します。通常面は、通常ワールドにすべて出るのでアナザールームとしては存在しません。

アナザールームは、チートor改造を使わなければ、出すことができません。ここで言うチートとはRAMの書き換え、改造とはROMイメージの書き換えのことを言います(あまり大がかりなものではありません)。以下、アナザールームを出す方法を簡単に書きます。

チート(RAM書き換え)を使う方法

RAMの中に、ワールド・エリアの値が格納された領域があります。ここを書き換えることにより、任意のワールド・エリアへ行くことができます。エリアは256まで選択可能となります。ただし、この方法ではすべてのルームを出すことはできません。

改造(ROMイメージ書き換え)を使う方法

ルーム決定表の値を書き換えることで、任意のルームを出すことができます。

アナザーゾーン

256Wに登場しながら、特定の地点より先に進むことができない、という所が存在します。例えばT-1は、崖(雲が切れた所)より先へは進むことができませんし、E-1などは床が無い、金縛り面は動けないという理由でまったく先へ進めません。このように行けない所のことを、このページでは「アナザーゾーン」と呼ぶことにします。

アナザーゾーンへは、チートや改造を利用することにより、行けるようにすることが可能となります。具体的には、タイムを増やす(あるいは減らないようにする)、泳げるようにする、金縛りにならないようにする、などです。

準アナザールーム

256Wに登場するルームの中には、開始直後にフリーズしてしまい、まったくプレーできないルーム(No.04:水中8-3、No.3D:地上7-4)もあります。ルーム全体がアナザーゾーンということになります。これらは「準アナザールーム」とし、アナザールームとして扱うことにします。

これら2つの準アナザールームは、ハードモード(5-3以降。詳しくは後述)でプレーするとフリーズするのですが、ノーマルモードであればプレー可能となっています。したがって、準アナザールームをプレーするには、ワールド1などでプレーします。任意エリア指定により1-199や1-253へ行くか、改造でワールド1にこれらのルームを置きます。

※チート・改造の利用について、このサイトでは、アナザールームおよびアナザーゾーンを扱う場合にのみ利用します。256Wの範囲では使いません。


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